シロアリの急速で激しい被害からお客様の建物と住まいの安全を守る。
まずは自己点検
次のチェック項目に当てはまる場合、シロアリや木材腐朽などの被害にあっている可能性があります。通常は建物の外観から被害を発見することが難しいため、床下状況が気になる場合は、弊社窓口までご連絡ください。床下の点検調査、お見積もりは無料で実施しております。
チェック項目
床下に蟻道と思われるものがあった
雨漏り又は水漏れしている場所がある
玄関、浴室、トイレなどの柱に小さな穴があった
畳や床板の一部が沈んでいる(くぼみがある)
襖(ふすま)、障子、雨戸などの立て付けが悪くなった
築10年以上の木造住宅である
建物の周囲で「羽あり」を発見した
ご近所でシロアリ防除に関する工事があった
庭に天然木のウッドデッキや枕木がある
土の上に木材や段ボールなどの紙類を直接置いている
シロアリ被害を発見するポイント
シロアリは湿気の多い暗い場所を好み、蟻道と呼ぶトンネルを通って床下(束石や土台など)から建物へ侵入します。
シロアリは風や光を嫌い、湿度を保つために、木材の割れ目や継ぎ目に排出物や土砂を運こんできます。
シロアリは木材の柔らかい部分(春目)を好み、年輪の堅い部分や表面は食べ残します。
床下の点検調査
ショーエイコーポレーションでは、床下の点検調査を次の流れで行っております。お客様による自己点検で、シロアリや木材腐朽などの被害にあっている可能性が高い場合、弊社までお気軽にお問い合わせください。
01 間取りの確認
調査結果を具体的にご説明するために間取を確認します。
02 進入口を確保
床下収納庫又は和室の床板をカットし、進入口とします。
03 事前準備
専用の防護服に着替えます(撤収時も周囲を汚しません)。
04 状況確認
床下内の状況確認を行います。
05 打診
土台、束柱、大引きなどに空洞音がないか確認します。
06 目視調査
シロアリの被害や床下環境の詳細な目視調査を行います。
安心の防除施工
公益社団法人日本しろあり対策協会の施工法にのっとり、「しろあり防除施工士」が施工。薬剤は、同社が認定したシロアリ防除剤を使用いたします。また、お客様のご要望による施工後の点検調査は、保証期間内に限り無料で実施しております。
防除施工の流れ
01 床下への進入口を確保
台所の床下収納庫などから、床下に入ります。床下への進入箇所がない場合は、和室の床板等を切り、床下点検口といたします。
02 敷地及び家屋内の養生
作業内容により、お客様の敷地及び家屋内に養生シートなどを敷設いたします。
03 薬剤注入の準備(床下)
床下は、土台、床束、柱下部などの被害を受けた部分及び被害を受けやすい部分へ、6~8mm程度の穴を開け、十分に薬剤が浸透するようにします。
04 薬剤注入の準備(床上)
床上は、浴室(ユニットを除く)、トイレなどの水回りのタイル下地木部の一部に、3.5~6mm程度の穴を開け、十分に薬剤が浸透するようにします。また、必要に応じてコンクリート土間にも同様に穴を開けます。
05 床下と床上への処理
穴を開けた各部分への薬剤注入と、床下の土壌面への薬剤散布処理(地面に薬剤の層を形成することでシロアリの侵入を予防)を行います。使用する薬剤は、安全性と効力を確保したシロアリ防除剤を使用いたします。
06 処理部分の確認と仕上げ
薬剤の処理状況を確認し、穴を開けた所は木栓やモルタルなどを詰めます。作業の完了後は、お客様へ注意事項などをご説明させていただき、養生シートの撤去及び清掃を行います。
使用する薬剤
シロアリ防除剤「タケロック」は、シロアリが侵入しやすい床下などの木材部分を処理する薬剤。優れた殺蟻効果と防腐の二つの効果を持つ成分が含まれています。シックハウス症候群の原因といわれる物質は、一切使用されていません。健康や環境に影響を与える可能性は極めて低い特性を備えています。